自閉症スペクトラム・中度知的障害のK君が発表会に出演なさいました。
パフォーマンスを人前で発表することは初めてでしたが、
見事に独奏と連弾をやり遂げました☆
レッスンでは見通しがつくように
✿グッズを使用した指作り
✿リズムカードを利用した学習
音符の名前や長さを覚える
✿指番号を覚え、スムーズに指が動かせるようになる練習
✿ドレミの配列を覚える学習
✿連弾に慣れる練習
等を繰り返すことで、
徐々にピアノが弾けるようになりました。
今回発表会出演にあたり、
ホールの写真を見たり、
”ステージ中央まで歩き、礼をして演奏する”等の一連の動きを練習しました。
ですが、実際のホールは全く違います。
かなり驚き、その状態に身を置くことをがんばったことと思います。
まずはお母様との連弾の成功、
その後一人での演奏においても、
一人で立派に一連の動きをこなし、
スムーズに演奏することができました☆
演奏後ステージ袖に戻ってらしたK君、
「金メダル?金メダル?」とお母様に話しかけてらっしゃいました。
お母様は、そんな彼をしっかり抱きしめてあげていました♡
感動の場面でした!!
この日はなんとK君のお誕生日☆
会終了後に皆さんにご紹介すると、
”おめでとう!!”♡ 大拍手がホール中に響きました!!
下のお写真はその時のものです。
私は幸せになるための音楽教室を目標にしてまいりした。
全員の方が心から拍手を送ってくださった瞬間でした☆
☆【間違えても大丈夫】
演奏中(特にカメラが回っている時)、
間違えたら地団駄を踏んで泣いてしまう息子。
練習の時から先生が「間違えても大丈夫なんだよ、最後まで弾けたら100点」
と言ってくださり、
間違えた時の練習も取り組んでくださいました。
本番では少しミスがありましたが、
取り乱すことなく弾き続けることができました。
☆【舞台の写真で視覚的確認】
言葉の発達が遅い息子には視覚指示が効果的です。
日々のレッスンで先生にも伝えていたので、舞台の写真を撮ってくださり、
発表会のイメージを膨らませることができました。
☆【一人でできるまで予行練習】
早い段階から、入場→礼→演奏→礼→退場の一連の流れを練習しました。
リハーサルでは、ピアノに礼をするなんてこともありましたが、
本番は完璧に一連の動きができていました。
日々のレッスンは以前、春美先生のHPに載せさせていただいた通りで、
発表会の曲も短期間で弾けるようになりました。
しかし今回は発表会という、
障害がある息子に限らず、皆が緊張する環境での演奏でした。
不安な両親をよそに、息子は期待以上に頑張りました。
息子の底力に驚かされています。
発表会はとても良い経験になり、息子も一皮向けたように思います。
発表会に出るために支えてくださった春美先生や、
周りの方々に本当に感謝しています。
【取り組んでいる内容】
✿1、2、3、4、5の数字を覚えることに取り組みました。
✿お家でもお風呂の中等で、
毎日取り組んでくださいました。
✿数字を書いた木片を、
指先に並べて1、2、3、4、5と指をさし、
指番号を何度も伝えることを繰り返しました。
すると、この課題で何をすべきかを理解できるようになり、
自分から好んで行うことができるようになりました。
✿約1年間続けたところ、
1、2、3の数字の形の違いが分かるようになり、
順序よく並べられるようになりました。
✿一か月後のレッスンでは、
なんと、4、5の数字の形も覚えることができました。
なんて素晴らしいことでしょう☆
この生徒さんも、とてつもなく大きな力を持ってらっしゃいいます☆☆☆
しかも今日は、4の数字から指へのマッチングを難なく行うことができました☆
自信をもってできています☆
今日は記念日となりました☆☆☆
♡お母様からのメッセージ♡
とても無理だと思っていた、 ピアノを習う”ということも、
先生が「やってみましょう」と言ってくださって、
スタートすることが出来ました。
ピアノが弾けるようになるまでは、
まだまだ遠い道のりですが、
レッスンで、 先生が息子に合ったトライを探してくださったおかげで、
出来ることも増えましたし、
指示に応じる力も伸びてきました。
そしてなにより、安心して通える場所が増えたことは、
私達親子にとってかけがえのないことだと感じています。
これからの成長も楽しみです!
器具を使用し、
ピアノを弾くための指の形を学びます。
卵をつかむようにとよく言われますが、
子どもたちにとって、
正しい指の形を習得することは、
とても難しいことです。
ピアノを弾きながらですと、
様々なことを考えなくてはならないため、
指の形だけを注意して弾くことはできません。
そこで器具を使用し、
正しい指の使い方を学び、
ピアノを弾くための筋肉をつけてゆきます。
関節を出して、
指を丸くして、
10本の指を正しく動かします。
この生徒さんは、
動画のように
正しい指の形で、
しっかり取り組むことができています☆
10本の指をそれぞれに
正しく動かすことができているのです☆
素晴らしいです☆☆☆
動画をご覧ください♡
自閉スペクトラム症の生徒さんが、
一つひとつの課題に熱心に取り組み、
連弾ができるまでになりました!!
【取り組んでいる内容】
✿ドレミファソラシド~の配列
✿ドレミファソラシドとは何か
✿指作り、手作り
✿音符の名前、長さ
✿指番号を見ながら、指を動かす
(指番号トレーニング)
✿音名の英語読み
✿12種類の調で、1曲を弾く練習
✿読譜 他
☆音符の名前を言いながら、
その音符の長さを守りながら弾くことができています
☆指番号や弾くべき鍵盤も理解できています
☆弾き終わった時のしぐさもとても良いです
♡ご本人はとても素直で健気に練習を繰り返し、
一つひとつの技術を
ご自分のものにしてらっしゃいます
そのお姿には心打つものがあります☆
♡また、連弾で相手のタイミングを感じ、
奏でられている音を聴きながら、
自分のメロディーを弾く
という難しいことができるようになっており、
彼の成長を、
大きな感動とともに讃えております☆
♡ご本人も弾き終わると
満面の笑顔で喜んでらっしゃり、
音楽を楽しんでいる様子が伺えます☆
♡レッスンの内容、進め方を工夫し、
お母様のご協力を得て、
ピアノを楽しめるようになりました☆
♡お母様からのメッセージ♡
思うように指が動かせなかった息子が、
10カ月で本当に成長しました。
本人なりに努力した結果であると思います。
✿自宅での練習はレッスンでやったことの繰り返しです
✿指は数字が書かれている木片(教材 指マット)を
繰り返していくと、
動きに慣れてきました
一分で何回叩けるか~は本人もやる気なので、
一番力がついたと思います。
✿ピンクの音符カード(教材)で
リズムをつかむと、
曲のリズムをつかみましたが、
指を動かすのには少し時間がかかりました。
でも何度も繰り返し練習をしました
✿ソルフェージュ的練習(カリキュラムの一つ)
を繰り返しやることで、
バスティンに入ったとき意外にもすぐに叩き、
弾くことができました。
本人は音符の名前で叩く、弾く、
がわかりやすいようです
✿連弾ができるまで成長し、感動です
☆ 先生(上のレッスン内容)のおかげです。
感謝しております。
☆お父様からのメッセージ☆
私は体育系なので、
ピアノは弾くことができませんが、
息子は、指が動き、ピアノが弾けるようになりました。
レッスンのおかげです。
これからもよろしくお願いします。
大好きな曲”お風呂が沸きました”
(「人形の夢と目覚め」)を楽しめるようになりました。
レッスンにいらしてから7ヶ月、
✿ドレミファソラシド~の配列
✿ドレミファソラシドとは何か
✿指作り、手作り
✿音符の名前、長さ
✿指番号を見ながら、指を動かす
(指番号トレーニング)
✿音名の英語読み
✿楽譜の書き方
✿ ピアノを弾くということはどういうことか
✿連弾とは何か
✿ハンドベル
等に取り組み、
だんだんに”ドレミファソ”を
弾くことができるようになりました☆☆☆
この動画は
ご自宅で撮影なさったもので、
上のすべてのことが
繋がった瞬間のものです!
これを拝見しました時、
涙が出るほど嬉しかったです♡
お子様の成長は、
計り知れないほど大きく、
また、言葉に表せないほどの喜びを
与えてくださいます☆☆☆
感動の動画です☆☆☆
ご覧ください♡
♡お母様からのメッセージ♡
波があるかと思いますが、
音楽への興味はいっぱいなので、
本人のペースで少しずつ、
いろいろなことにチャレンジしていけたらと思います☆